タトゥー入れた外国人の入浴はおｋか否か！

最近のニュースではタトゥーを入れた外国人の公衆入浴場での入浴を、可にするか否かにするかで熱い議論が交わされているようです。

古来より日本ではタトゥーもとい入れ墨は罪人の証として彫られており、さらには明治政府によって装飾目的での彫り物は全面的に禁止され、この頃から彫り物をする人は反政府的思想を持ち合わせていると認識されていた･･･かもしれない。

そして現代ではアウトローの代表格であるヤクザが、堅気との決別のための証として彫り物を入れています。

つまりは日本で入れ墨を入れている人は世間一般の認識ではアウトローであり、アウトローの証を堂々と晒しながら公衆浴場にズケズケと立ち入るのはおかしいとして、徐々に入れ墨の方の入浴はお断りですとの規制が広まっていきました。

確かに一般人の多くはどんな因縁をつけられるかもしれないヤクザとはあまり関わりたくないですよね。

ヤクザがしょっちゅうくるような浴場なんて一般客なんて逃げ出し、そんな噂が広まってしまったら一般の客が寄り付かなくなって廃業は避けられないでしょう。

タトゥーはファッションだからヤクザじゃなければ入浴してもいいだろうという声も聞きますが、タトゥーといえど立派な入れ墨であり、ヤクザもしくはヤクザの関係者の可能性がある客を入れていたら、それを恐れた一般客が逃げ出してしまうかもしれないと考えるのが普通です。

TVに出てくるタトゥーを入れてる人を見ると、不良っぽい人が多いですもんね・・・。

タトゥー＝入れ墨＝ヤクザの図式が成り立っている以上、商売上入れ墨の客の入浴を断るのは当然の流れですが、外国人のタトゥーはどうでしょうか。

私個人の考えとしては外国人に限ってはあらかじめタトゥーを入れていると申告してもらい、パスポートやほかの外国人だと証明できるものを提示すれば特別に入浴を許可してもいいと思います。

日本と違って文化が違うよそ様の国ではタトゥーの捕らえられ方もそれぞれ違うでしょうから、よその国の文化を日本の文化に当てはめてしまうのもちとかわいそうな気もします。

 日本人のタトゥーはヤクザ関係者かもしれないので近寄りたくはありませんが、外国人のタトゥーならそんな心配は少ないでしょうから、ある程度は妥協してあげてもいいと思った今日この頃・・・。

東京オリンピックも決まってますます外国人の旅行者も増えるのは間違いないでしょうから、うまく折り合いがつくといいですね。　－完－