ととロト駄文寝

思いついたままに駄文寝

              ースポンサーリンクー

ツバメの巣を食べたい

ツバメの巣食べてみたい・・

 

4月になりツバメがせっせと巣を作り始め、中にはツバメの糞害に悩まされている家庭も多いでしょう。

でもツバメが巣を作る家は福がもたらされると言われているので、どうか大目にみてやってください(´・ω・`)

糞だらけになるので運がつくにはなりませんかね~

 

 

さてツバメの巣といえば中華の高級食材として知っている方は多いとは思いますが、でも私を含めて食べた事がない人が大多数でしょうから、どんな食材なのかよくわからない人も多いのでは。

ちなみに日本のツバメの巣は食べられませんよ!

分かっているとは思いますが、日本のツバメの巣には泥とか枯れ草が混ぜ込んであるので、日本のツバメの巣を食べるのは泥を食べるようなものですからね。

 

アナツバメ

 

食べられるツバメの巣はマレーシアやインドネシア沿岸に巣を作るアナツバメの巣のことである。

外敵が近寄れない険しい崖壁に自分の唾液と海草を練り混ぜて巣を作ると言われているが、最近の調査では実は海草は使われていないことが判明し、巣のほとんどがツバメの唾液を固めたものが使われているとされている。

つまりツバメの巣を食べると言う事はすなわち。。。ツバメと熱いディープキスをしているといっても過言ではないのだ!

 

ツバメの巣の採取は命がけ

外敵が寄れない高い岩壁に巣を作るので、巣の採取は命がけだ。

身一つで岩壁をよじ登って採取しないといけないので、落ちたら大怪我ではすまない事態になってしまう。

他にも家を丸ごとツバメの巣を作ってもらうために改造し、そこで作ってもらった巣を採取するやり方もある。

こういった屋内の巣がいわゆる養殖で、険しい岩壁の巣が天然物として扱われてるかどうかはわからないが、一般的に屋内で作ってもらった巣のほうが値段はリーズナブルだ。

ちなみに長い年月がたち色がついてきた燕の巣は珍重され、値段はさらに上がるそうな。

 

味は・・?

苦労して採取したツバメの巣はそのままでは食材になりません。

当然ツバメが巣として使っていたわけですから、巣にはたくさんの羽毛やゴミが絡み付いています。

この不純物を取り除かなくてはいけないのですが、機械で取るのは無理なのでピンセットを使って人の手で丹念に取り除かなくてはいけません。

取り除く過程で巣がボロボロになって商品にならなくなる場合もあり、ツバメの巣が高価なのも、こういった多くの労力がかかっているのもあるからでしょう。

 

ツバメの巣は唾液が主成分なので当然味はほとんどありません。まあフカヒレみたいなものです。

食感はゼリーのようなフニョフニョでクセもないので、スープに浸してメインにはするのはもちろん、そのフニョフニョ具合がデザートの材料にもすることもでき、その用途は様々です。

そしてツバメの巣がここまで珍重されているのは、高い滋養効果や体質改善の効果があると古来より伝わり、そして皇帝料理として長らく食べられてきました。

 

皇帝の気分を味わえる食材 それがツバメの巣

 

古来中国で皇帝以外は食べる事が許されなかったツバメの巣。

今では頑張れば庶民でも食べられるいい時代になりました。

ツバメの巣を食べる事で皇帝のような気分を味わえると思えば、いつかは食べてみたい。今は無理だけど::